はじめに
自己紹介はこちら
ここでは、以下のことが学べます。
・断定の助動詞「なり」について
接続、活用表、意味
もとの形、連用形について
上記の項目を約10分で説明しています。以下の動画をご覧ください。動画はライブ感を重視したものになっています。
近いうちに文章化します。それまでは動画をご覧ください。
断定の助動詞「なり」について
接続、活用表、意味
もとの形、連用形について
練習問題
断定の助動詞「なり」について理解ができたか、実際の問題を通して確認していきましょう。また、前回の伝聞推定の助動詞「なり」との違いも確認します。
接続・活用形の問題
問一 各文中の、断定の助動詞「なり」を抜き出し、その活用形を書きなさい。
(1)うつつにも、夢にも人に、あはぬなりけり。
(2)子になり給ふべき人なめり。
(3)人、木石にあらねば、……物に感ずること、なきにあらず。
解答
問一(1)「なり」連用形(2)「な」連体形(撥音便の無表記)(3)『木石に』の「に」連用形『なきに』の「に」連用形
意味と助動詞「なり」の識別問題
問二 各文中の青太字の助動詞「なり」に注意して、現代語訳しなさい。
(1)誰が車ならむ。見知り給へりや。
(訳) 誰の〔 〕。知っておられますか。
(2)物語するさまこそ、何事にかあらん、尽きすまじけれ。
(訳)(男女が)おしゃべりをしている様子は、〔 〕、つきることもなさそうだ。
(3)人々の声あまたして、来る音すなり。
(訳) 人の声がたくさんして、(みんなの)来る〔 〕。
問二(1)車であろうか(2)何事であろうか(3)音がするようだ
これまでの内容を動画で確認したい方は以下をご覧ください。
コメント