このページでは、学生時代に国語が苦手だった筆者が、この順番で学べばテストで点数が取れ、一気に得意科目にできたという経験をもとに、25年以上の指導において実際に受講生に好評だった「これなら古文が理解できる!」という学ぶ手順も具体的に紹介していきます。「テスト対策」では、テスト前に「これだけは覚えておいてほしい」という項目をできるだけ絞って説明しています。読み終わる頃には、テストに十分対応できる力がついていることでしょう。

スマホ、タブレット1つで始められる!手軽に受験勉強を始めるなら、【公式】スタディサプリ高校・大学受験講座。
「うつろひたる菊」(町の小路の女・なげきつつひとり寝る夜)テスト対策
「うつろひたる菊」の前半部において、テストに出そうな内容にできるだけ絞ってお話しましょう。テスト対策は次のような流れで行うとよいでしょう。このサイトは下記の流れで解説をしています。
テスト直前でもすべきことの基本は、「本文を読むこと」です。これまで学習した内容をしっかり思い出しながら読みましょう。
古文の問一は「よみ」の問題であることが多いですね。出題されるものは決まっているので、ここで落とさないように、しっかり確認しておくことです。
「どのような話」か、簡単に説明できる状態にしましょう。
ここでのメインになります。古文はどうしても「知識」を問う必要があるので、問われる箇所は決まってきます。それならば、「よく問われる」出題ポイントに絞って学習すれば、大きな失点は防げそうですね。このサイトでは「よく問われる」箇所のみを説明していますので、じっくり読んでみてください。
いわゆる「文学史」の問題です。テスト対策としては、それほど大きな点数にはならないのですが、確実に得点したいところです。
本文読解の一問一答を解答し、古典文法の問題を解答します。文法の問題は必ず出題されます。それは、直接「動詞の活用」や「助動詞の意味」を問うような問題だけでなく、現代語訳や解釈の問題などでも出題されます。必ず問題を解いて、できるようになっておきましょう。「スマホで学ぶ古文」は文法事項の説明も充実しているので、詳しく知りたいときは、ぜひそれぞれの項目に進んで学習してみてください。
本文の確認
テスト直前でもすべきことの基本は、「本文を読むこと」です。これまで学習した内容をしっかり思い出しながら読みましょう。「テスト対策」はあえてふりがなをつけていません。不安な場合は、「読解のコツ」の「本文を読む」で確認してみてください。
さて九月ばかりになりて、出でにたるほどに、箱のあるを手まさぐりに開けて見れば、人のもとにやらむとしける文あり。あさましさに、見てけりとだに知られむと思ひて、書きつく。
疑はしほかに渡せるふみ見ればここやとだえにならむとすらむ
など思ふほどに、むべなう、十月つごもりがたに三夜しきりて見えぬときあり。つれなうて、「しばし試みるほどに。」など、けしきあり。
これより、夕さりつかた、「内にのがるまじかりけり。」とて出づるに、心得で、人をつけて見すれば、「町の小路なるそこそこになむ、とまり給ひぬる。」とて、来たり。さればよといみじう心憂しと思へども、言はむやうも知らであるほどに、二、三日ばかりありて、暁がたに門をたたくときあり。さなめりと思ふに、憂くて、開けさせねば、例の家とおぼしき所にものしたり。
(『蜻蛉日記』より)
読みで問われやすい語
青線部の読みができるようになっておきましょう。
- さて九月ばかりになりて、
- 人のもとにやらむとしける文あり。
- 十月つごもりがたに三夜しきりて見えぬときあり。
- 心得で、人をつけて見すれば、
- さればよといみじう心憂しと思へども、
- 暁がたに門をたたくときあり。
解答はこちら(タップで表示)
「九月」は「ながつき」、「文」は「ふみ」、「十月」は「かんなづき」、「心得」は「こころえ」、「心憂し」は「こころうし」、「暁」は「あかつき」、すべて現代仮名遣いで示しています。
あらすじの確認
- 9月、兼家が出ていった時に、文箱があるのを見つける
- 何の気なしに開けてみると、他の女へ送る手紙だった
- 見たことだけでも知られたいと思い和歌を書きつける
- 10月末に、三夜続けて通いがない時があった
- 兼家はあなたの気持ちを試していたなどという
- 夕方に宮中に行かなければならないといって兼家が出る
- 人をつけて様子を見させると町の小路の女のもとにいったことが分かる
出題ポイント
以下の6項目が何も見ずに訳すことができるか。確認してください。
- 見てけりとだに知られむと思ひて、書きつく。
- 疑はしほかに渡せるふみ見ればここやとだえにならむとすらむ
- むべなう、十月つごもりがたに、三夜しきりて見えぬ時あり。
- つれなうて、「しばしこころみるほどに」など、気色あり。
- さなめりと思ふに
- 例の家とおぼしきところにものしたり
見てけりとだに知られむと思ひて、書きつく。
(訳)はこちら(タップで表示)
せめて(文箱の手紙を)『見てしまった』とだけでも知られたいと思って、書きつける。
- 「だに」の用法
- 「見てけりとだに知られむ」の訳出
夫の兼家が置いていった文箱を開けてしまった作者は、そこに別の女への手紙を見つけてしまいます。今の時代は夫のスマホを見ることでしょうか。いつの時代も人のものを見ても幸せにはなれません。それでも作者は見て見ぬふりができません。それとなく(?)兼家に伝えようと考えます。
「見てけりとだに知られむ」には、助動詞が4つ含まれています。「見てけり」の「て」が完了の助動詞「つ」の連用形、「けり」は過去の助動詞「けり」の終止形と板書パネルにはありますが、詠嘆の助動詞ととることもできます。本当は「気づき」の「けり」というのが最も適当なのですが、学校文法では言わないのと、ここは事実を伝えたいということを重視して過去の助動詞としておきました。「知られむ」の「れ」は受身の助動詞「る」の未然形、「む」は意志の助動詞「む」の終止形です。これで、「見てしまったと知られよう」と解釈できます。
「だに」は副助詞です。基本的には「類推」を表します。「程度の小さいもの」を出して、「程度の大きいもの」を推測するものです。このときは「〜でさえ」と訳します。また、「自分が望んでいる最も小さなこと」出して、「本当は程度の大きいこと」も期待していることをいう場合もあります。この場合は、「せめて〜だけでも」と訳します。「限定」「最低限度の希望」「希望の最低限」などと言われます。この「だに」は、「せめて〜だけでも」という意味になります。「自分がつらい思いをしている」「怒っている」ということも伝えたいが、「手紙を見た」という事実(これが作者にとっては最低限)だけは伝えたいという内容になるわけです。
以上を理解できると、「見てけりとだに知られむ」は、「せめて(文箱の手紙を)『見てしまった』とだけでも知られたい」と解釈できることになります。
疑はしほかに渡せるふみ見ればここやとだえにならむとすらむ
(訳)はこちら(タップで表示)
疑わしいことです。他の方に渡したお手紙を見ると、ここ(私のもとへ通うこと)は途絶えてしまうというのでしょうか。
- 和歌の句切れ
- 「ここやとだえにならむとすらむ」の訳出
- 縁語の指摘
ここは、先ほどの「手紙を見た」ということを夫に知らせる和歌です。「ほかに渡せるふみみれば」とはっきり書いてしまっていますね。
「疑はし」がク活用形容詞の終止形になっているので、一旦ここで切れている「初句切れ」の和歌です。まず「疑わしいことです」と言い切って、その後につなげていきます。
「ほかに渡せるふみ」は「他の女性に渡した手紙」という意味になります。「渡せる」の「る」は完了(存続)の助動詞「り」の連体形、「ふみ」は「手紙」という意味です。その手紙を「見てみると」、「ここやとだえにならむとすらむ」と言っています。「ここ」は「私(の家)」を表し、「や」は疑問を表します。「とだえ」は「途絶え」と漢字を当てるので、ここまでで「私の家に来ることが途絶えてしまうのか」という意味になります。あとの「ならむとすらむ」は文法的には「む」が推量の助動詞「む」、「らむ」が現在推量の助動詞「らむ」ですが、直訳すると「(途絶えに)なろうとしているのだろう」となりますが、もう少しこなれた訳にすると、「ここ(私のもとへ通うこと)は途絶えてしまうというのでしょうか」となります。
解釈はこれで十分ですが、この和歌には隠れた技法があります。それは、「疑はし」の中に「橋」を隠しているということです。夫兼家の「通ひ」を「橋」にたとえています。それを踏まえてこの和歌を改めて見てみましょう。そうすると「橋」に関係する語が見えてきます。「ほかに渡せる」の「渡せ」、「渡せるふみ」の「踏み」、「とだえにならむ」の「途絶え」が「橋」に関する語です。これを「縁語」と呼びました。「『渡せ』『踏み』『途絶え』が『橋』の縁語」となります。このように、和歌の内容とは直接には関係のない言葉を和歌に入れることで、和歌に奥行きを与える高度な技法を作者は使っているのです。
むべなう、十月つごもりがたに、三夜しきりて見えぬ時あり。
(訳)はこちら(タップで表示)
思った通り、(旧暦)十月の末ごろに、三夜続けて姿を見せないときがある。
- 「むべなう」の意味
- 「つごもり」の意味
- 「三夜しきりて見えぬ」の訳出
- 「三夜しきりて見えぬ」とは、何を意味するのか
先ほどの和歌で、自分のもとへ通ってきてくれることが減ってしまう、ついにはなくなってしまうのではないかということを心配している作者ですが、作者の予想は一部的中してしまいます。
「むべなう」は、重要単語とは言えませんが、『蜻蛉日記』ではよく出てきます。この作者が好んで使う言葉で、意味は「思ったとおり」「案の定」です。
十月は「神無月(かんなづき)」です。また、「つごもり」は「月籠り」と漢字を当て「月末」という意味でした。
「三夜しきりて見えぬ時あり」の「しきりて(頻りて)」は、「重なって」という意味です。つまり、「三夜続けて」ということですね。
次に、「見えぬ時」の「見え」はヤ行下二段活用動詞「見ゆ」の未然形です。通常は「見える」という意味ですが、作者の立場からすると「姿を見せる」という意味になります。「ぬ」は打消の助動詞「ず」の連体形です。
まとめると、「三夜続けて姿を見せないときがある」となります。
「三夜続けて姿を見せない」とわざわざ「三夜」と書いてあることに意味があるのでしょうか。
当時、正式な結婚は、両親が許して三日間続けて男性が通うことによって成立しました。つまり、「三夜続けて姿を見せない」とは、「兼家が自分の知らない別の女と結婚した」ということを暗に述べているのです。
つれなうて、「しばしこころみるほどに」など気色あり。
(訳)はこちら(タップで表示)
(夫は)そしらぬふりをして、「しばらく(あなたの気持ちを)試しているうちに(日が過ぎたのだ)。」などと思わせぶりなことを言う。
- 「つれなうて」の意味
- 「しばしこころみるほどに」と言っているのは誰か
- 「しばしこころみるほどに」とは何を「こころみる」のか
- ここでの「気色」の意味
本文には書かれていませんが、作者は兼家が家にやってきたときに、どういうことなのか問い詰めたのでしょう。その時の兼家の反応が書かれています。
「つれなうて」は「つれなくて」のウ音便化ですが、「つれなし」は重要語です。「働きかけられて何の反応もない」というニュアンスの言葉で、「何の反応もない」や「平然としている」という意味を持ちます。ここでは、「(妻に問い詰められても)平然としている」という意味です。
「しばしこころみるほどに」は平然として放った兼家の言葉です。「しばらく試しているうちに」と訳せますが、何を試したのかというと「作者が自分のことをどれだけ愛しているか」ということです。それを試しているうちに、「気がつけば三日間経っていただけだよ」と兼家は言っているのです。
「気色」は「けしき」と読む語ですが、「心のうちが外に現れるさま」を表す語です。一般的には「様子」と訳すことが多いのですが、「そぶり」「顔色」「態度・機嫌」などと解釈することもあります。ここでは、「そぶり」が近く、「気色あり」を意訳すると「思わせぶりなことを言う」となります。兼家の気障(キザ)なセリフに合わせて解釈するとよいでしょう。
さなめりと思ふに、憂くて、開けさせねば、
(訳)はこちら(タップで表示)
そう(夫の通い)であるようだと思うけれど、つらくて、開けさせないでいると、
- 「さなめり」の「さ」が指す内容
- 「さなめり」の訳出
- 「開けさせねば」となった理由は?
夫兼家は、宮中に用事があると言って出てき行きましたが、実際には「町の小路の女」のもとへ言っている事が分かりました。作者の嫉妬心は燃え上がります。二三日後、兼家はまた通ってきます。
「さなめりと思ふに」の「さ」は「兼家(の来訪)」を指します。「さなめり」は「さなんめり」と読みます。この「な」は断定の助動詞「なり」の連体形、撥音便の無表記になっています。「思ふに」の「に」はここでは逆接の接続助詞とすると、後ろとのつながりがよくなります。ここまでをまとめると「そう(夫の通い)であるようだと思うけれど」となります。
「憂くて開けさせねば」は「憂く」がク活用形容詞「憂し」の連用形で「つらい/いやだ」という意味です。「開けさせねば」の「させ」は使役の助動詞「さす」の未然形、「ね」は打消の助動詞「ず」の未然形、「ば」が順接確定条件の接続助詞「ば」(ここでは「〜すると」)なので、まとめると「つらくて、開けさせないでいると」となります。誰に「開けさせなかった」かというと、作者の家の者だと考えられます。
自分のもとに戻ってきてくれたけれど、他の女のもとへ行って、さらに結婚までしてしまうことへの嫉妬心から、あっさりと扉を開けることができません。もちろん、本人も一夫多妻制の社会であることは承知しています(作者は第二婦人です)。でも、頭で理解はしていても心はついていかないのでしょう。ここに一夫多妻の貴族社会で、権門の貴公子を夫に迎えた作者の、女性としての苦悩がよく描かれているのです。
例の家とおぼしきところにものしたり
(訳)はこちら(タップで表示)
(夫は)例の(女の)家と思われるところに行ってしまった。
- 「例の家」とはどこか
- 「ものしたり」とはどういうことか
作者は夫兼家がやってきても、なかなか扉を開けることをしません。作者も意地を張ってはいますが、夫からの優しい言葉でもあれば、仲直りもしたことでしょう。しかし、夫は自分の思いとは裏腹に、あっさりと別の場所へ行ってしまいます。
「例の家とおぼしきところ」とは「町の小路の女の家」を指すのでしょう。意地でも「別の女」とは言いたくありません。「ものしたり」の「ものし」はサ行四段活用動詞「ものす」の連用形です。「ものす」は「代動詞」と言われるもので、様々な動詞の代わりに用います。ここでは「行く」という意味です。「たり」は完了の助動詞「たり」の終止形です。兼家は、町の小路の女の家に行ってしまったのです。
文学史・文学作品の確認
『蜻蛉日記』は、ジャンルとしては「日記」(仮名日記)に位置づけされます。仮名日記として最も古いものは『土佐日記』とされていますが、この作品はその次に古いものに位置づけられています。『土佐日記』の作者は紀貫之でしたから、「女流仮名日記」としては最も古いものになります。
作者は藤原道綱母(ふじわらのみちつななはは)です。作者が20歳ころの954(天暦8)年、時の右大臣藤原師輔の三男である藤原兼家から求婚されて結婚してから、974年(天延2)年に兼家の通いが途絶えるまでの21年間を描いています。
上巻中巻下巻の3巻からなる長文の日記です。
上巻は藤原兼家との結婚生活を中心に、陸奥守となって赴任する父(藤原倫寧(ともやす))との別れや、母との死などが綴られています。兼家の正妻である時姫や「町の小路の女」と呼ばれる愛人の存在などが描かれ、一夫多妻の貴族社会で、権門の貴公子を夫に迎えた作者の、女性としての苦悩がよく描かれているものになります。
また、中巻は一人息子の道綱が成長し、夫である兼家も昇進していくのですが、作者の心を満たされずに出家を決意して山に籠もる話です。結果としては、兼家や父の説得に応じて下山するのですが。
下巻では、道綱が元服しますが、夫はもうに通ってくることはほとんどありません。作者は養女と息子道綱の成長に生きがいを感じるようになります。ついに夫婦関係が絶えてしまう974(天延2)年まで、この日記は描かれます。
当時の貴族社会における一夫多妻制の婚姻制度のもとで、弱者としての妻の立場から夫婦関係を描いたものなのですが、身分の高い男性と結婚することによって社会的地位の向上を求めても、夫の足が遠ざかることや、望んでいたような身の上が実現しない苦悩があり、その感情やそれによる激しい行動を鋭い筆致によって描いてあるところに文学的価値があります。
以上が、『蜻蛉日記』の簡単な説明です。

練習問題(一問一答&文法問題)
では、上記の内容が本当に理解できたか、実際に問題を解きながら確認してみましょう。
読解一問一答 5選
1「見てけりとだに知られむ」を現代語訳しなさい。
解答(タップで表示)
せめて(文箱の手紙を)『見てしまった』とだけでも知られたい
2「疑はしほかに渡せるふみ見ればここやとだえにならむとすらむ」の句切れと縁語を指摘しなさい。
解答(タップで表示)
句切れ:初句切れ 縁語:「『渡せ』『踏み』『途絶え』が『橋』の縁語」
3「三夜しきりて見えぬ時あり」から、作者は夫が何をしたと考えているか
解答(タップで表示)
別の女(町小路の女)と結婚した
4「しばしこころみるほどに」とは、誰が何を「こころみ」たのか
解答(タップで表示)
兼家が、作者(道綱母)は自分のことをどれだけ愛しているかということを試した
5「さなめりと思ふ」とは、どのようなこと思ったのか
解答(タップで表示)
夫が通ってきたようだということ
文法の確認
今回は助動詞の確認です。「助動詞のまとめ」は以下にありますので確認してみてください。
【問題】青線部の助動詞における、元の形(終止形)と文法的意味を答えなさい。
さて九月ばかりになりて、出で①に②たるほどに、箱のあるを手まさぐりに開けて見れば、人のもとにやら③むとし④ける文あり。あさましさに、見⑤て⑥けりとだに知られ⑦むと思ひて、書きつく。
疑はしほかに渡せ⑧るふみ見ればここやとだえになら⑨むとす⑩らむ
など思ふほどに、むべなう、十月つごもりがたに三夜しきりて見え⑪ぬときあり。つれなうて、「しばし試みるほどに。」など、けしきあり。
①〜⑪の解答はこちら(タップで表示)
【解答】
①「ぬ」完了 ②「たり」完了 ③「む」意志 ④「けり」過去 ⑤「つ」完了 ⑥「けり」過去(詠嘆・気づき) ⑦「む」意志 ⑧「り」存続 ⑨「む」推量 ⑩「らむ」現在推量 ⑪「ず」打消
これより、夕さりつかた、「内にのがる⑫まじかり⑬けり。」とて出づるに、心得で、人をつけて見すれば、「町の小路なるそこそこになむ、とまり給ひ⑭ぬる。」とて、来⑮たり。さればよといみじう心憂しと思へども、言は⑯むやうも知らであるほどに、二、三日ばかりありて、暁がたに門をたたくときあり。さ⑰な⑱めりと思ふに、憂くて、開け⑲させ⑳ねば、例の家とおぼしき所にものしたり。
⑫〜⑳の解答はこちら(タップで表示)
【解答】
⑫「まじ」打消当然 ⑬「けり」詠嘆 ⑭「ぬ」完了 ⑮「たり」完了(存続) ⑯「む」婉曲 ⑰「なり」断定 ⑱「めり」推定 ⑲「さす」使役 ⑳「ず」打消
定期テスト対策が終わった後は、本格的な受験対策も考えないと……。かといって、学習塾へ行くのは時間がない。でも、もっとハイレベルな学習をしたい!という人には以下をオススメします。まずは資料請求をして、内容を確認してみましょう!【Z会の通信教育 高校生向けコース】
おわりに(第二回作成しました!)
今回は「うつろひたる菊」(町の小路の女・なげきつつひとり寝る夜)のうち、夫兼家が別の女と結婚して悩む場面を復習していきました。この文章は、第2回に続きます。第2回は会員限定記事です。続きの記事の閲覧を希望される人は下記の「LINE友だち追加」または、会員登録(いずれも無料)をしてください。
「LINE友だち追加」・会員登録をすると、この第2回記事だけでなく、様々な記事を読むことができます。

また、『蜻蛉日記』は、他の日記文学や古典作品に比べると難解かもしれません。ですので、大まかにでも内容を知っておく必要があります。ぜひ「ビギナーズ・クラシックス」などで読んでみてください。
読んでいただきありがとうございます!
この記事が役に立ったと思ったら、ぜひ他の記事もご覧ください。
もしよければ、友だちにもシェアしていただけるとうれしいです😊

コメント